Vストローム250は2017年にリリースされた新しい車種ですよね。
オフロードでもオンロードでも走行可能なデュアルパーパス設計されたバイクです。
スズキから久々の250ccオフローダーが登場したこともあって注目されている車種の1つ。
今回はそんなVストローム250の買取を行おうか検討している人へ向けての記事となります。
つまるところ、これからVストローム250の買取査定をするなら知っておいて欲しいポイントをまとめました。
ボリューム満点ですが、要点はしっかりと押さえておき高価買取を狙うのはもちろんのこと、ムダな時間や労力をかけ過ぎないようにも注意しましょう。
こんな方におすすめ
- Vストローム250の買取査定をする予定がある
- Vストローム250の買取価格や相場を知りたい
- 査定で失敗しないためには何を気にすべき?
- 下取りに出そうと思ってるけどダメ?
- 一括査定は使うべき?
売り方のポイント
最初に売り方のポイントについてお話をしておきます。
特にこの売り方が重要です。
Vストーム250は新しい車種ということもあり、店頭販売を希望するショップが多く集まると期待できます。
バイクの買取は自動車と同様で「オークションへ転売される場合」と「店頭で販売される場合」があるんですね。
そして店頭販売される方が高く買い取ってもらえるんです。
オークションは全国のショップが全員共通の販売価格を見れて、そこの金額で売却ができるシステムです。
オークションのイメージ
①とある業者が欲しいバイクの条件を提示
↓
②別の業社はそこで募集されたバイクを売る
↓
③オークション募集金額を最低額に売却可能
ちなみにオークションだから入札が増えれば、買取価格も跳ね上がるんじゃないの?
・・・って思うかもしれませんが、結局最終的には店頭販売されちゃうんですよね。
中古車としての販売額相場が決まっているので、アホみたいに金額は跳ね上がりません。
むしろ「あなた」→「1次買取業社」→「2次買取業社(店頭販売)」→「次のオーナー」となるので、仲介業社が増える分キャッシュバックが減ってしまうんです。
もしこのパターンで買取されるのであれば、下記の要素が重要となってきます。
●自社の利益率はいくらか?
●利益をどれだけ削れるか?
●なるべく早く買取をしたい
店頭買取&販売のイメージ
①あなたのバイクを店頭で販売した業者がいる
↓
②複数社に査定してもらい高値を提示してくれる店を見つける
↓
③仲介業社がいない為、高く売れる
もう、店頭販売をしようとしている業者の方が高いのは一目瞭然ですよね。
特に2019年一杯頃までは、ほぼ確実に新型車種として扱われるため
ある程度大きい店舗へ出せば店頭販売をしてもらえる可能性はグンと高まります。
事前査定は必須
まずVストーム250の査定を受ける前に、必ず事前査定を受けておきましょう。
事前査定はバイク現物を見せなくても、状態を伝えるだけで「大まかな買取価格」「買取相場(平均額)」「上限額」を教えてくれる無料サービスです。
事前査定は各ショップごとに「電話回答」と「ウェブ自動検索」の2パターンが用意されています。
スキマ時間を使って各社の反応を見れることと、ある程度現実的な価値/相場を把握するにはもってこいです。
事前査定で聞かれる内容
・メーカー
・型式/車種名
・年式
・走行距離
・ボディの色
・色褪せ/傷/凹み/サビの有無
・事故歴の有無
・売却時期
などなど
バイク王のお試し無料査定が優秀
事前査定にもいくつか種類がありますが、特にオススメなのはバイク王の『お試し無料査定』という電話での事前査定です。
バイク王の事前査定はとても正確な金額を回答してくれるので、とにかく視野に入れておくべきです。
バイク王は2015年までは中古バイクの買取を独占してきた超名門店です。
それこそ業者オークションの市場をブッチギリで独走していましたが
ライバル企業が多く参入してきたこともあり、近年では店頭販売にシフトしていっています。
バイクランドの事前査定
分母を多く抑える上では欠かすことのできない業界最大手のバイクランド。
バイクランドは店頭販売の可能性を秘めているので、ぜひ事前査定だけでも使っておくと良いでしょう。
バイク王と比べてあまり積極性を感じない場合や、オークション相場を回答された場合は、本査定は依頼せずに電話だけで済ませちゃえば良いです。
私たち売り手の時間も有限であるため、こんな感じでドンドン金額を確認しておくのがポイントですね。
事前査定は手軽で簡単に相場感や、そのお店の最高額を把握できるサービスです。
前もって自分のバイクの価値を把握しておくことは、メリットも大きいので真っ先に活用しておくと良いです。
事前査定のメリット
・バイクの今現在の相場を把握できる
・どこのお店が高い/安いを知れる
・査定後に売却するかどうか冷静に判断できる
・今後の売り方/お店選びの計画が立てやすい
などなど
オススメの買取サービス
さて、これまでは前もって買取価格や買取相場を把握するために活用しておきたいサービスをご紹介してきました。
ここからはいざバイクを売るときに「どこに本査定をしてもらうか?」のオススメになります。
基本的には事前査定の結果が良かったお店へ本査定を依頼するのがセオリーです。
ただここで紹介する2社は、事前査定がウェブ自動検索の方式を採用しているので、あまり細かい条件を加味した金額確認は行えません。
そして本査定は合計で3社を目安に受けるようにしましょう。
もしVストーム250を売るならば、ぜひ視野に入れておきたい優秀店です。
バイクBOON
バイクBOONは排気量の大きい中型〜大型バイクの買取にとても強いお店です。
中型、大型、外車、厩舎などの買取を強化しており、そういったユーザーが集まるマーケットを抑えている店舗ですね。
逆に言うと原付とか小型2種などの排気量の小さいバイクを売るのには、あまり優位性もありません。
しかし今回はVストーム250ということもあって、本査定を受けるときにぜひ活用をしておくと良いです。
バイクBOON公式サイト
バイクワン
相場精度:★★★☆☆
所要時間:1分〜3分
バイクワンは今業界でもとても勢いのある買取業社です。
世間に「バイクの高価買取=バイクワン」というイメージを定着させるべく、買取価格面でとても努力しています。
バイクワンの特徴はどんなバイクでも買取対象としているオールラウンダーです。
まだまだ事業戦略的には成長途中なので、これから認知度も少しずつ上がってくると期待のショップですね。
というか、こういうブランディング途中の業者って今が狙い目なんですよね。
知名度を持つと集客がしやすくなるから、集客できる頃にはだんだんと提示額も下がってしまうからです。
バイクワン公式サイト
買取は期間を空け過ぎないことが重要
まず買取では期間を空け過ぎないことが重要です。
なぜなら、どれだけポテンシャルのあるお店でも理由も無く高値を提示してくれないからですね。
査定を受ける場合もダラダラと行動していると、相場というのは1ヶ月単位でも下がっていきます。
タイミングが悪いと1週間しか経っていないのに、ちょうど相場変動の節目に当たってしまうことだってあるんですよね。
数日前と金額が数万円違う・・・って、かなり嫌な感じです。
なのでオススメは1日で3社から査定を受けるようにするのがオススメです。
難しい場合は土日などの連休を使ったり、期間をなるべく開け過ぎない方が良いです。
比較することは最重要項目
バイクでも自動車でも、1社からだけ査定を受けて売却するかどうかを判断するのは危険です。
中古車販売の上限額決まっているからこそ、買取価格の上限は「どれだけ自社の利益を削れるか?」「いくらで販売できるか?」によって最終的に決定します。
これって企業ごとに"いくらの粗利率を取るか?"というのがある程度決まっているんですけど、何の理由も無くその粗利率を超える価格は提示してくれません。
ライバル企業がいて「今のままの提示額では負けてしまう・・・」という心理状況に追い込んでこそ買取価格は跳ね上がります。
どれだけ価値のあるバイクであろうが、その業者が本気で高値を提示してくれるわけではないんですよね。
業者はビジネスでバイクの買取をしていますから、良い人でもないですし、実際に良い人であっても関係ありません。
高値をサクッと提示してくるかどうかで選べば良いんです。
活動コストと分母のバランスが重要
買取では比較することが重要ですが、活動量のバランスを考えながら動くことも大切です。
比較するために膨大な時間を使ったり、ダラダラ活動をしていると労力対効果の面で損をします。
例えば買取価格を2〜3万円高く買い取ってもらために、一括査定とかで10社近くへ査定してもらうとしますよね?
それで3〜4日間も時間を拘束されるのは少々ナンセンスに感じます。
もちろん1日中立ち会う訳ではないありませんが、査定をしてもらっている間は家で待機したり、長時間の外出などは出来ませんよね。
結果的に10社近くから査定を受けるとなれば、なんだかんだで3〜4日かかるので効率よく「活動コストとどれだけ多くのお店へ査定してもらうか?」のバランスが大切です。
これだけはヤラないで!買取のタブー!
ちなみに買取でのタブーというか安く売ってしまったり、活動コストに見合わない場合が発生するケースもあります。
それは「下取り」や「ネット上の価格情報を鵜呑みにすること」です。
下取りが安値で引き取られる理由
下取りは、次のバイクを購入する際に、今所有しているバイクを一緒の店舗で売却する行為です。
1つの店舗で「買う」と「売る」を同時に済ませちゃうことですね。
何が問題なのかといえば、そもそもが次の車を購入することを前提にお店選びをしている点です。
更には「比較していない」→「高い/安いが判断できない」→「価格競争にも発展しない」という最凶の悪循環の中、売却をすることになるんですね。
ディーラーや業者から見れば、新しいバイクを買ってくれる=付き合う大義名分が出来ています。
つまり超手厚くしなければならない理由なんてありませんし
「バイク購入分の値引きで頑張る」とかいう本当か嘘かも分からない口車に乗せられて売却しちゃう人は多いです。
十中八九損をしていますから止めましょう。
ネットの情報は嘘ばかり
まるで"渡る世間は鬼ばかり"ばりの言い方ですが、ネットの情報は嘘ばかり書かれています。
つまるところ実際の相場よりも高い値段が記載されていることの方が多いんですよね。
でも、それを信じたくなっちゃうのがユーザー心理です。
いくら本当のことや現実的な金額を掲載していようと、誰もそんなサイトには寄り付きたくないでしょう。
だから彼らのような「ウソ/デタラメ」「一昔前の情報」「選りすぐりの良い事例」を書いてある詐欺サイトが人気を集めているわけですよ。
なら結局どうすれば良いのかというと"本当にそこに載っている価格で買い取ってもらえたら良いな"程度に留めておきましょう。
私が心のそこからネット上の詐欺サイトのことをボロクソに書いた記事がありますので、興味のある方はご覧ください。
最後に
いかがでしたか?
あなたのVストームを高く売るために、短期間で3件を目処に査定を受けましょう。
また売却時期が少し先の場合や、これから直ぐに査定を受ける場合でも
事前査定は活用しておきなるべく現実的な相場感や業者ごとの需要/ニーズを探っておくと良いです。
一括査定を使うかどうかは個人の判断によって違いますが、メチャクチャ面倒ですし、経験者ほど「2度と使うかよ!」ってみんな口を揃えて言います。
そんな大変な思いをするのに、騙されて質の悪い一括査定を遣わされないように気をつけましょうね。
この記事が少しでもあなたの役に立てば幸いです。