トリシティはヤマハがリリースする新型のバイクです。
台湾では2014年〜、日本では2017年に販売が開始された車種で
トリシティ125(MW125)とトリシティ155(MW150A)がラインナップされています。
今回はそんなトリシティを売るときに買取価格や相場の話をしていきたいと思います。
どんなバイクであろうと買取で大切なのは
あらかじめ大まかな価値を把握した上で「売り方」や「お店選び」をすることです。
今は嘘か真かわからない情報も多いので、あなたが直接自分で価値を判断することが大切ですよ。
買取相場を前もって正確に知っておくこと
まず結論を言うと、正確な買取相場を前もって知っておきましょう。
それはあなたのトリシティの価値を直接買取業者に聞くことです。
下記の4店舗は「事前査定」を行っている買取業車です。
全国対応&完全無料サービスを採用しているので、気軽に利用すると良いです。
事前査定は「どこから入手した情報か?」「その価値・評価に信ぴょう性はあるか?」
・・・という点が重要になってきます。
つまるところ、前もって大まかな買取価格や相場感を把握していても
実際に査定を受けた際に、全然見当違いの金額を提示されても困っちゃいますよね。
間違ってもネットに公開されている、どこの馬の骨が書いたか分からないサイトを信用してはダメです。
人間ってダメだと言われると、ツイツイやっちゃいたくなるんですよね。
これを心理学用語で「カリギュラ効果」なんて言います。
ネットの情報はウソやデタラメが多いので気をつけて下さいね。
買取で失敗する人の心理
ちなみにネット上にはウソの情報が多く転がっており
その情報を鵜呑みにする人は買取で失敗することも珍しくありません。
例えばどういった感じで失敗をしてしまうのか例をあげてみましょう。
買取で失敗するケース
①ネットでトリシティの買取相場を調べる
↓
②その中で1番高値を掲載しているサイトを信用する
↓
③そこのサイトで紹介されている一括査定に申し込み
↓
④実際に複数社から査定を受ける
↓
⑤査定後、ネットに公開されていた金額には届かないことが多い
↓
⑥労力対効果に見合わない活動をしてしまう
↓
⑦疲れ果てて、そのまま売却
こんな感じで、買取価格よりも大幅な時間と労力を使ってしまうケースはとても多いです。
別に一括査定が悪いわけではありませんし、あなたの高く売りたいという気持ちがおかしい訳でもありません。
ただ、信じる情報が間違っていた・・・という話ですね。
今業者以外で買取相場や買取価格を公開しているサイトの多くは
集客を目的にしているため、有る事無い事書いてあります。
詐欺サイトの特徴もしっかりと把握しておき、そこの情報を鵜呑みにしないようにしましょう。
詐欺サイトの特徴
- 数ヶ月前と価格情報が変わらない
- 記事更新日だけ最新の状態にしてある
- 記事タイトルだけ最新の状態にしてある
- 買取をした店舗名が公開されていない
- やたらと一括査定に誘導したがる
- 記事の殆どが価格表で構成されている
- 若干高めの金額が掲載されている
- 実質匿名で記事が作成されている
今はこういったサイトはゴマンとあります。
そしてそういったサイトは、他のサイトよりも高めの金額を設定してり、売り手を集客するんですね。
まずは、土台をしっかりと固めるためにも、ちゃんとした業者へ金額を確認するようにしましょう。
買取業者の本音
バイクを売るときには、買取業者の本音を覚えておきましょう。
買取業社は、どこも例外なく「極力安値で仕入れて、高値で転売したい」と考えています。
この考え方は、中小〜大手まで、ネームバリューがあるところまで全てが共通です。
ただ、明らかにずっと安い買取価格を提示していれば、いずれは悪評が広まってしまい
誰もバイクを売りの着てくれなくなるため、そこまで露骨に毎回安値を提示している訳ではありません。
どこの業者もその時々で"欲しい"という気持ちには温度差がある訳ですよ。
いらない <できれば欲しい <どうしても欲しい
私たちはなるべく多くの店へ事前査定をしてもらい
本気でトリシティを欲しがる業者を探し出す努力をすることが大切です。
そして、事前査定の金額によって「何社に査定依頼しても大丈夫か?」
という労力対効果を考えてから、どのように売るかを考えましょう。
最終的に私たち売り手が注意するべき点としては
「なるべくその店舗の限界額を提示してもらうこと」です。
1社だけでは「高い」「安い」の判断ができませんので、そのまま売却をして良いか微妙ですよね。
もし事前査定であったとしても
他にポテンシャルを感じる店舗があれば、その店へ査定依頼をしなおせば良いじゃないですか。
下取りに学ぶダメな売り方
そしてネット上の買取価格を信用しないこと以外にも注意して欲しい点があります。
それは「下取り」はやってはいけないということです。
下取りとは、次のバイクを売るタイミングで
今所有しているバイク(今回の場合はトリシティ)を一緒に売却することです。
下取りが何故ダメなのか一緒に確認をしていきましょう。
下取りがダメな理由
■目的が次のバイクを購入することを前提にしている
→トリシティに需要/ニーズがないお店選びをしている
→トリシティを売ることに特化したお店選びではない
■価格競争に発展しない
→ライバル企業がいない事を前提にした売り方
→限界の金額を提示してもらいにくい
下取りを行うということは「豚に真珠」「猫に小判」になっていることが多いです。
トリシティは新作で、どこの店舗でも需要/ニーズがありそうなものですが
下取りの場合は、本気でトリシティを欲しがるお店への査定にはなっていないんですよね。
そして下取りを申し込んでいる人の大半は、他店と比較をせずにそのまま売却をしてしまうケースが多いです。
結果的に安値で売却をするための要素が満載な訳です。
最後に
いかがでしたか?
トリシティを売るときは、間違いなく事前査定を行い、まずは大まかな買取価格を把握しましょう。
その上で「どこへ査定してもらうか?」「何社まで査定をしてもらっても大丈夫そうか?」を考えます。
その中で「ここの店舗へ査定依頼をかけるのか?」「一括査定を行うのか?」を考えればOKです。
買取では根拠なく立ち回ることが1番ダメですが
自分のバイクの価値をしっかり把握した上であれば計画も立てられますし
万全の体制で査定を受けていけると思います。
なので詐欺サイトの言う買取価格を鵜呑みにしたりせず、下取りのダメな要素を省きながら行動しましょう。
この記事が少しでもあなたの手助けになれば幸いです。