マグザムは2005年にヤマハがリリースした250ccのスクータータイプのバイクです。
高速道路での2人乗り解禁を見越して販売がスタートした当時の話題車種ですね。
今回は、そんな中古マグザムの正攻法での買取価格や相場の確認方法をお話ししていきたいと思います。
少しでも高く売りたい・・・損をしたくない・・・正しい金額を把握しておきたい・・
そういった方に読んで欲しい記事を書いてみました。
買取価格や相場は事前査定から
上記5店舗は、全国対応の出張買取サービスを採用している優秀店です。
住んでいる地域やバイクの状態など、買取のタイミングによって買取価格は変動する為
基本的に全社すべてで事前査定を受けるのがオススメです。
バイク王
相場精度:★★★★★
所要時間:10分〜20分
まず事前査定を行う上で欠かすことのできないのがバイク王です。
TVやラジオCMでもお馴染みのバイク王ですが
個人的には業界内で最も精度の高い事前査定「お試し無料査定」を行っております。
電話でバイクの条件を細かく伝えられるため
「大まかな買取価格」はもちろん「相場感」や「買取の上限額」も教えてくれます。
バイクは新型〜旧型まで、不動車、事故車、カスタム、車検切れ全てが対象です。
バイク王公式サイト
バイクランド
相場精度:★★★★☆
所要時間:1分〜20分
バイクランドは業界No2の大型ショップです。
事前査定には「電話」と「ウェブ方式」の両方があります。
上で紹介したバイク王と同様に、業界内でも珍しい「電話」での事前査定を行っている貴重な店舗です。
マグザムのような元値の高いバイクを売るときには、面倒くさがらず事前査定をきっちり行いましょう。
事前査定の金額次第で、本査定を申し込むかどうか判断すればOKです。
バイクランド公式サイト
バイクワン
相場精度:★★★☆☆
所要時間:1分〜3分
バイクワンは今業界内でもとても勢いのある業者です。
事前査定は「ウェブ方式」を採用しており、ものの数分で相場確認が行えます。
もし事前査定の結果が悪くなければ、ぜひ視野に入れておきたいのがバイクワンです。
バイクワンは今並み居る強豪店舗を追い越そうと、あらゆる車種の強化買取をしています。
バイク王同様に新型〜旧型まで、不動車、カスタム、事故車、車検切れなどの車種でも手厚く買取してくれます。
バイクワン公式サイト
バイクボーイ
相場精度:★★★☆☆
所要時間:1分〜3分
バイクボーイの事前査定は「ウェブ方式」です。
ウェブ(インターネット)での事前査定は、すぐに確認できるため、サクッと行うと良いです。
1番着目して欲しいのは、各店舗でどれくらい買取価格にバラツキ・違いがあるかです。
特に中古バイクは一品一様にその価値を評価されますので
強化買取車種や在庫切れの車種となっている場合は、買取価格もグンと跳ね上がる場合があるんですね。
その答えを知るために、手間も時間もかからない事前査定をしっかりと行うんです。
バイクボーイ公式サイト
バイクBOON
相場精度:★★★★☆
所要時間:1分〜3分
バイクBOONは中型〜大型車種の売買に注力している有名店です。
事前査定には「ウェブ方式」を採用しており
スキマ時間を使ってサクッと相場を確認できますので、ちゃんと使っておきましょう。
バイクBOONは価値のあるバイクは高く買い取る・・・
というスタンスが強いのでマグザムをはじめ250ccのクラスのバイクを査定したい場合は必見です。
ぶっちゃけ下手な一括査定とかに申し込むよりも、ここで紹介した5社の中から
3社くらい選んで査定してもらった方が良いかもしれません。。。
バイクBOON公式サイト
https://www.kaitori-do.com/
買取価格と買取相場
さて、一応ここでは「買取価格」と「買取相場」の違いについて話をしておきます。
「買取価格」は、買取査定を受けたときに提示される金額です。
「買取相場」は、各社の買取価格を平均化したものです。
別に高く売れれば、細かい言葉の使い分けなんてどうでも良いです。
まず買取で気を付けて欲しいのは、買取価格は店舗ごとに毎回変動するということです。
それはお店ごとに経営状況が日々営業する中で変わってくるからですね。
買取価格は変動するもの
例えば以下の要素などで、買取価格は毎回変動しています。
買取価格が変動する要因
・店舗ごとに営業ノルマの達成状況が異なる
・在庫状況によって買取したい車種が違う
・今後のイベント応じて強化買取車種が変わる
・地域によって売筋の車種が違う
・不要な車種は「負け見積り」を提示してくる
などなど・・・・・・・
お店には各店舗ごとに営業ノルマがあります。
そして中古車の売買を生業としているショップは、日々仕入れと販売を繰り返しながら利益を得ています。
つまり、バイクを仕入れてから、売れるまでの間は、一時的な赤字収支を計上することになるんですね。
特にボーナス月や、決算月前などのバイクが売れやすい時期になると、事前に買取を強化したしているんです。
ただ、覚えておいて欲しいのは、
その店が今どのような状況なのか?
どのような判断基準で「高く or 安く」買取をするのか?・・・なんてことは分かりません。
だから本来なら査定を受けてみなければ、高いか安いか判断できません。
でも、それじゃあ時間がかかるし面倒くさいから事前査定を使おうよ!って話です。
買取相場は平均値である
上で話した通り、買取相場は各社の買取価格を平均化したものでしたよね。
例えば「A社の買取価格=30万円」「B社の買取価格=25万円」「C社の買取価格=20万円」なら
平均すると25万円になります。
つまり、このときの買取相場は25万円です。
ただ、実際にはA社〜C社の買取価格はそれぞれA→B→Cの順に5万円ずつ違ってくる訳です。
つまりところ、売り手としてはA社へ査定してもらった方が良いですよね。
でも、実際にA社が高いか安いかどうかは、査定を受けてみなければ分かりません。
このどこが高いか安いかを見極めるためにも
なるべく複数の店舗へ事前査定を行って金額を確認しておくことが大切です。
買取相場の見るべき箇所
・各社でどれだけ金額の差があるのかを確認
・いくら〜いくら?の最小額、最大額、平均額を把握
・大切なのは相場ではなく、自分のバイクがいくらか?
事前査定を受けてみると分かりますが、特にウェブ方式では「いくら〜いくら」という回答がきます。
その時も、何となく金額を見るのではなく
「最小額」「最大額」「平均額(丁度真ん中になる数値)」を各社ごとに書き出して、それぞれの平均値を出しましょう。
●最小額
A社の最小額=10万円
B社の最小額=12万円
C社の最小額=13万円
D社の最小額=14万円
E社の最小額=15万円
全社の最小額の平均値=12.8万円
●最大額
A社の最大額=28万円
B社の最大額=33万円
C社の最大額=30万円
D社の最大額=30万円
E社の最大額=35万円
各社の最大額=31.2万円
●各社の平均額
A社は10万円〜28万円なので真ん中は19万円
B社は12万円〜33万円なので真ん中は22.5万円
C社は13万円〜30万円なので真ん中は21.5万円
D社は14万円〜30万円なので真ん中は24万円
E社は15万円〜35万円なので真ん中は25万円
各社の平均額=22.4万円
こういったことをザックリと把握しておけば、E社は当然のように目に付きますよね。
何となくでも、どこにポテンシャルがあるかを自分なりに見やすくしておきましょう。
例えば1店舗に査定を受けた結果、査定額に納得がいかない場合でも
他の業者へ査定してもらう為の整理になります。
事前査定をしてから売り方を決める
事前査定を受けておけば、今後どのように売るべきなのか計画が立てられます。
何の根拠もなく一括査定に申し込んだり
逆に本当は価値があるのに1店舗だけから査定を受けてピンハネされるような事が無いようにしましょう。
自分なりに売り方を決める
●買取価格が20万円以上なら
→一括査定を使う?
→数店舗へ個別に査定してもらう?
●買取価格が10万円〜15万円なら
→何店舗に査定してもらう?
→一括査定を使うには苦しい額か?
結局のところ、ある程度自分のバイクの価値がわかれば
「何店舗に査定を受けても労力対効果的に損をしないか?」が把握できます。
そうなると無闇に複数の店舗から査定を受ける必要が少なくなります。
もちろん実際に査定を受けてみなければ、分からないことも多いのですが
ある程度は事前査定の結果をもとに行動する計画が立てられます。
各社の買取価格にバラツキがありそうな場合や、高値で売れそうな場合は一括査定を視野に入れても良いと思います。
最後に
いかがでしたか?
基本的には事前査定を行った上で、売り方を決めていく事が大切です。
その結果次第で、何店舗へ査定してもらうべきか?
どれくらいの件数であれば査定を受けても大丈夫か?
などを考慮して活動するようにしましょう。
あなたのマグザムが良い条件で引き取って貰えると幸いです。