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バイクの買取価格がお店やタイミングによって変わる理由

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どうも、おはこんにちばんは!!

BKBこと、バイク買取バイクです^o^

 

今回はバイクの買取価格が、お店やタイミングによって違う理由についてお話をしていきます。

バイクを売るときにA店とB店では買取価格が違います。

それは誰もが知っていることだと思いますが、どうして店やタイミングによっても査定額が変わってくるのかをご存知でしょうか?

例えば、あなたが今週A店に査定をしてもらったとします。

そして来週でも再来週にもう一度同じA店に査定をしてもらったら、金額が異なってくることがあるんですよね。

 

つまるところ、お店やタイミングによって買取価格は変動するんです。

今回はなぜ買取価格が変動するのか、その理由を解き明かしていきましょう。

こんな方におすすめ

  • どうして買取価格はお店ごとに違うの?
  • タイミングによって査定額が異なる理由は?
  • どうやってバイクを売れば損をしないの?
  • バイクの買取で失敗をしない方法はなにする?
  • じゃあ結局どうやってお店選びすれば良いの?
  • バイクを売るときにオススメのショップはどこ?

買取価格がお店やタイミングによって変動する理由

まずは下記の「買取価格が変動する要因」の概要を見てください。

詳細はこのあと順番に説明をしていきますが、これだけの理由があってバイクを引き取った時の値段は違ってきます。

買取価格が変動する理由

●市場相場
→相場は1ヶ月単位で下がる
→9割は業者オークションへ
→1割のバイクは店頭販売へ

●買取業者の状況
→業者ごとに買取価格の基準額が違う
→営業ノルマと達成状況
→出張買取の査定士はノルマがある
→店頭の査定士はノルマがない
→店頭の売れ行き状況
→在庫状況
→経営状況
→今後のイベントを考慮

●車体の状態
→購入後どれだけ年月が経過したか?
→ギズ/凹み/サビ/色あせはないか?
→事故や水没はしていないか?
→不動車(動かないバイク)ではないか?
→交換が必要な部品はないか?
→洗車はされているか?

これから上記について、ひとつずつ説明をしていきます。

が!しかし、まずは結論として、どのようにバイクを売れば良いのかをお話ししておきますね。

バイクを売るときのオススメ手順

いろいろな理由があってバイクの買取価格は変動します。

お店が同じであろうが違おうが、そのときに提示される価格というのは唯一無二のものです。

1ヶ月もすれば買取価格は下がっていきますし、お店ごとによっても、査定士によっても買取価格は毎回違うものが提示されます。

そこで私たち売り手としてはどうすれば良いのか?・・・

それは同日中に3〜4社から査定を受けることがオススメです。

同日中3社から査定を受ける

●相場変動の影響を受けない
→中古バイクの相場は1ヶ月単位で下がる
→タイミングが悪いと今週と来週で変わる
→早めに売却した方が高く売れる

●期限付きの価格交渉に対応できる
→業者は期限付きの査定額を提示してくる事も
→業者の交渉が嘘か本当か分からない
→だから同日中に比較しておき高い店に売る

●価格競争力が増す
→1社だけだとピンハネされることもある
→2社でもドングリの背比べになる事がある
→3〜4社で価格競争に発展する

バイクはなるべく早く売却した方が買取価格は高くなりますし、交渉を持ちかけられた際にも対応できますからね。

1社ずつに査定をしてもらって、そのなかで1番高いお店へ売るのも全然悪くないんですけどね。

ただ最もいいのは、同日同時刻に3社を呼んで、混合で査定をさせることです。

買取業社はピンハネすることばかり考えていますが、実際に買取を成功させなければ、彼らは一文無しです。

買い取できないよりも、利益が安くても良いから、買取が成功した方が良いんです。

買取業社は何の理由もなく高値で引き取ってはくれませんが、競合他社がいることで高価買取せざるを得ない状況にもっていくことが肝心ですよ!

 オンライン査定(電話の事前査定)を使って効率的に相場確認

まだ今すぐにバイクの売却をしない方、値段によっては売ろうか迷っている方は、バイクの買取相場が気になると思います。

買取相場を確認するのであれば、オンライン査定を使うと良いですよ。

オンライン査定はバイク現物を見せなくても「大まかな買取価格」「買取相場」「買取の上限額」を教えてくれる無料サービスです。

そしてオンライン査定の中でも、ネットで検索するタイプではなく、電話で状態や条件を伝えるタイプのものを使うようにしましょう。

理由はネットの査定表はメンテナンスが大変であまり整備されていないからですね。

さらには「型式」「年式」「走行距離」くらいでしか条件を選べないので、その他の要素が反映されないんですよね。

実際の査定時には、下記の要素が評価対象として加味された形で買取価格を提示されます。

オンライン査定で聞かれる項目

◇メーカー
◇車種
◇年式
◇走行距離
◇ボディの色
◇カスタム/改造の有無
◇傷や凹みの有無
◇色あせやサビの有無
◇エンジンに異音がないか
◇おかしいと思う所ないか?
◇動くか?(不動車でないか)
◇事故や水没などはないか?
◇売却予定時期はいつか?
◇車検の期限は残っているか?(250cc以上)
◇氏名
◇電話番号
◇生年月日(未成年かどうか)
◇住んでいる都道府県と市区町村(詳細不要)

ちなみに電話をしたからといって、上記の項目を全て聞かれるわけではありません

何を聞かれるのかは、その時次第ですが、だいたい質問を受けるのは1/3〜1/2程度ですね。

上記の項目などを加味しながら、バイクを売るときはマイナス採点方式で価値が付けられます。

まあ正当な理由、正当ではない理由を並べて、安くやすく買い取ろうとするのが買取業社です。

まずは電話でいろいろな業者のオンライン査定を受けてみて、その中から「反応が良かった店」「上限額が高かったお店」へ本査定を頼むと良いです。

店名回答方法相場精度所要時間
バイク王電話10分〜20分
バイクランド電話
ウェブ受付→電話回答
1分〜20分
バイクワン電話 or ウェブ回答1分〜20分
バイクBOON電話 or ウェブ回答1分〜20分

上記は「全国対応の出張買取」と「電話での査定」を行っている業者です。

買取価格が高いか安いかは、実際に査定を受けてみなければ判断できませんが、闇雲に行動するよりも、オンライン査定を使って脈アリ店をしぼっていきましょう。

事前査定の特徴

・無料サービス
・全国対応/出張買取が可能
・前もって買取価格を知ることができる
・スキマ時間を使って行える手軽さ
・時間や労力を大きく節約できる
・価格交渉の材料にも使える
・間違ったお店選びをせずに済む
・根拠なく売却することがなくなる

 

本題|なぜ買取価格はタイムリーに変動するのか?

さて、ここからがこの記事の本題です。

なぜ買取価格はお店やタイミングによってタイムリーに変動するのかを確認していきましょう。

大きく分類すると4つの項目でバイクの価値が決められてきます。

その4つとは「市場相場」「買取業社」「店舗状況」「バイクの状況」です。

それをさらに深掘りしていくと合計で10個ほど、買取価格が変動する要素がありますので、順番に見ていきましょう。

市場相場の影響で買取価格は変動する

まず1つ目の要素である市場の影響によって買取相場が変動する理由を見ていきましょう。

市場相場が変動する理由としては、自動車と同様に日本二輪自動車推進協会が新しいバイクが売れるように相場の操作をしているとも言われています。

ただ現実的に相場が下がる理由としては「相場は1ヶ月単位で下がる」「9割はオークション業者へ流れる」という2つです。

●相場は1ヶ月単位で下がる

皆さんはバイクの買取相場は1ヶ月単位で下がることを知っていますか?

もちろん車種によっても金額の変動幅や、相場が落ちていくスピードは違いますけどね。

相場がある一定のところから下がりにくい車種もありますが、基本的には相場は下がっていきます。

どの車種でも1ヶ月ペースで下がっていきますが、これはあくまでも目安です。

私たちからすれば、いつを基準に相場変動の節目が来るかは分かりませんよね。

だからなるべく早く売却をした方が良いのは明白です。思い立ったタイミングで売却をするようにしましょう。

ちなみにこの相場は、中古バイクが流れていく業者オークションの相場です。

●9割は業者オークションへ

買取られたバイクの90パーセントほどは業者オークションへ流れていくことをご存知でしょうか?

バイクを売ると、そのバイクは「業者オークションにいく」か「買い取ったお店が直接店頭で販売する」かの2択になります。

ここでは業者オークションに着目したお話をしていきます(店頭販売については後術します)。

まずは下記をご覧ください。

業者オークションの特徴

・90%のバイクはオークションへ
・全ての業者が同じオークションを見てる
・買取価格に差は利益を削っているか否か

あなた→業者がオークション転売→別業社が買取→次オーナー

売ったバイクは各都道府県で開催されている、業者専門のオークションへ流れていく可能性が高いです。

そして、どこの業者も同じオークション相場(売値)を見ているわけです。

それでも実際には買取価格に差が出てきます。

その理由は「業者がどれだけ利益を出したいか?」・・・によって変わってきているんです。

つまり、私たち売り手への還元する金額が少ないほど、業者にとっては利益が多く得られることとなります。

査定を受けた際には「オークションへ行くのか?」「店頭販売になるのか?」を聞いておきましょう。

そしてオークションに回すと言われている業者同士を比較してみると、ピンハネしている金額がわかります。

詳細はこのあと順番に説明しますが、各企業ごとに「どれだけ利益を取るのか?」という基準も違います。

結果的に複数の業者を比較してみないと、どこが高値で買い取ってくれるのかわかりません。

●1割程度のバイクが店頭販売される

いちおうオークション相場の影響が少ない車種もあります。

それは店頭販売に回されるバイクです。

売ったバイクのうち、1割のバイク程度は店頭での販売用として買取られるんです。

店頭販売とは、業者の間で「販売」と呼ばれており、あなたのバイクを買い取った後に直接そのお店が販売することです。

店頭販売の特徴

・仲介業社が居ないので還元率が高い
・狙って店頭販売してくれる業者を探すのは難しい
・良いバイクはどこの業者も店頭販売したがる

あなた→業者が店頭販売→次オーナー

業者オークションとは別に、下記の条件を持つバイクは店頭販売されることがあります。

販売に回されるバイクの特徴

・新型車種
・中古市場で希少性が高い
・売れ筋のバイクである
・市場相場が下がりにくい
・再販にむけて整備が少ない
・排気量が大きいバイク
・集客できる目玉商品になる

販売はバイクを買い取った業者が自分の店で転売するので、仲介業者が介入しません。

仲介業者がいないため、業者オークションに回されるバイクに比べて高く買い取ってもらえます。

ただ販売に回されるかどうかは狙って行うことができません。

それに販売に回されるバイクも、相見積もりを取らないとあまり高値で買い取ってはもらえませんよ?

業者もなるべく安く仕入れをした方が、得られる利益は大きいですからね。

もし売れ残った場合の損失(当時の相場より下がった金額で業者オークションに出す)は少なくて済みます。

だから理由もなく、ムダに高値では買い取ってくれません。

ちゃんと比較をすることで、目一杯の金額を出させれるでしょう。

 

買取業者の都合で買取価格は変動する

ここからは、買取価格が変動する2つ目の要素である、買取業者の都合で買取価格にバラツキが出る理由お話ししていきます。

買取業者によっても、あなたのバイクがどれほど欲しいか?

言い換えるなら、どこまでリスクを背負って欲しいと思うのかは温度差があります。

●気持ち面
いらない<できれば欲しい<どうしても欲しい

●リスク面
→店で売れ残った場合どうするか?
→どれくらいは店に置いておくか?
→そのときのオークション相場はいくらか?
→そのときの採算はいくらになりそうか?

買取をする際にも、こういった事を考えながら買取をしています。

とくに規模の大きい業者だと、店頭販売できるショップが全国的に見れば出てくる可能性も高くなります。

ただし、それが遠方であれば運送コストも高くなりますよね。

あくまでも、あなたのバイクをどの店なら、いくらでかい取れるか?を計算して買取価格が決まります。

●業者ごとに買取価格の基準が違う

買取業者によって査定額を提示するさいの社内基準が異なります。

たとえば「粗利10万出るようにする」とか「売値の25パーセントとる」という具合に、買取価格を出すときの基準が会社ごとにあります。

いわば獲得したい利益率の考え方が異なるんです。

ちなみにこの「いくら儲けたいか?」という考え方は、そのときの業績によっても変動します。

<例>
業績がわるいから還元額を大きくする
→買取成約率をあげる

ノルマが足らないから買取で粗利を5%増やす
→1億円分の買取をすれば500万円増える

だから、ここの店は還元率が高い!とか思っていると、いつのまにか社内基準が変わって安値を提示される場合もあります。

査定を受けたさいに、業者が出してきた買取価格の妥当性を判断できなければ損をします。

だからしっかりと比較することが大切なんですね。

→営業ノルマと達成状況

まず、中古バイクの販売〜買取をしている各店舗ごとに「営業ノルマ」と「その営業ノルマの達成状況」があります。

中古バイクの売買ビジネスというのは

仕入れ→販売→利益というプロセスを経て、儲けを出している訳です。

つまり「販売価格 − 仕入値 =利益(粗利)」となるんです。

日々経営する中で、営業ノルマと売り上げの達成状況にはズレが生じるんですよね。

例えば今月はバイクを10台販売して、粗利を50万円出そう!!みたいな計画を立てていても

バイクが7台しか売れなかった・・・という計画と実績のズレが生じる訳ですよ。

こうなってくると、何が原因で売り上げを達成できなかったのか企業側(業者)も考えます。

日々、買取業者は営業ノルマを達成するために、どうやって経営をしていくか考えているんです。

・魅力的なバイクを用意するべきか?
・売れ残っている在庫が余っていないか?
・決算までに売り上げを達成するにはどうすれば良いか?
・地域性や客層からどんなバイクが人気を集めているか?
・今以上にバイクを仕入れるべきか?

うえの説明を見てもらえれば分かるように、各業者ごとに営業ノルマが課せられています。

店舗の場合は、バイクの販売買取や車検、整備などを合わせて店の目標値を持っていることが多いです。

店舗のノルマの特徴としては、店全体で採算管理をしており、販売や買取査定に極端なシビアさがない点です。

これが買取査定になってくると、ほどほどの金額を提示してくるため、可もなく不可もなく、、、といった感じですね!

ただお店の業績は計画値と実績に差異が出やすい傾向にあります。

店舗は地域密着型なので、あまり遠方のお客さんが来てくれません。

集客数も減ることはあっても、大きく増えることがないんですよね。

そうなってくると、業績が悪くなれば、今ある限られた枠の範囲で利益を出そうとします。

つまり買取や下取りはピンハネされやすくなるんです。

●査定士はノルマを持っている

店頭の査定士はノルマがありませんが、買取専門の査定士はノルマを持っています。

具体的には出張買取をしている査定士がノルマを持たされています。

例えば以下の項目が彼らの成績になります。

・社内基準よりいくら安く買えたか?
・買い取りの成約率(成功)はよいか?
・強化買取車種の買取はできているか?

彼らは1日中トラックで移動をしており、地域ごとに担当エリアを持っています。

買取専門の査定士は社内では、かなり重たいノルマを持たされていることが大半です。

だから、通常出張買取をしたときの査定額って結構酸っぱいんですよね。。。

でも良いところもあります。

それはノルマを持たされているからこそ、必死になって買取を成功させようとしている点です。

そのために私たちは、競合他社と比較して、彼らに目一杯の金額を提示させることができます。

何の理由もなく、買取業者は高値を提示してくれません。

でもライバルがいて、高値を提示しなければ「他社に負けてしまう」という状況を作り出せれば、買取専門の査定士も必死になりますからね。

つまるところ、あなたが本気で高く売るつもりなら、出張買取を専門にしている査定士を3社ほど呼んで、競争させるのが得策です。

めんどくさいし、ある程度無難な金額で済ませたいなら、適当に店舗へ持ち込めばいいです。

●店頭の査定士はノルマがない

店舗の査定士はノルマがありません。

根本的に店頭の査定は近隣に住むひとから要求があって査定をすることが大半ですからね。

ノルマも店全体の販売、整備、車検、下取り、買取などで総合的に管理されています。

だから店頭にいる査定士は、査定だけでなく、整備や販売、接客などを行なっています。

つまり、買い取れたらそれに越したことはありませんが、あまり頑張ってはくれません。

ほどほどの金額を出して、それで納得できるなら買い取りますよ?
てきなスタンスでいることが多いです。

時間も労力もかけたくないひとは、店頭で査定をしてもらうといいです。

ただ店舗で聞いた査定額を持ち帰って、オンライン査定(電話)で価格交渉するのはアリです。

言い方としては「どこどこに査定をしてもらったら◯◯万円でした。それ以上で買取できそうな、出張査定を頼みたいのですが?」という感じですね。

実際には「現物を見てみないとなんとも言えません」と言われるでしょう。

だから「可能性があれば出張査定を依頼するし、全然無理なら止めておきます」という具合にはなしを進めましょう。

言い方は悪いのですが、コールセンターのオペレーターでは、そんな判断できないので、上司に確認させて折り返ししてもらうと良いですよ!

で、言い方としては「悪いんだけど確認してくれません?」という感じで言いましょう。

オペレーターはさいあく社内のマニュアル通りにはなしをしていれば、お客が出張買取を断っても痛手がありませんからね。

■店舗の状況次第で買取価格は変動する

さきほど売ったバイクは「業者オークション」か「店頭販売」のどちらかに流されることを説明しました。

で、もし店頭販売に回される場合も、業者によって買取価格は大きく違います。

たとえば業者Aと業者Bに査定をしてもらったら、AとB両方とも店頭販売に回せるというケースがあるってことです。

査定士から、いくらでなら買い取るのかを店舗に確認したりするからです。

そのお店の過去の売れ行きを加味して、お店ごとに買取可能額が違いますからね?

一般的に売れやすい車種やボディーカラーがありますが、その地域やお店によっても多少は売れやすい車種や色があります。

排気量の大きいバイクを売る人は、査定に出したすべての業者が店頭販売に回す形で査定をする場合があります。

だから査定を受けた場合は「業者オークション or 店頭販売どちらになりますか?」「比較しています、高かったところに売却します」ということを伝えるべきなんです。

とくに出張買取の査定士って、能力のバラツキが大きいですからね。

同じ業者の査定士でも、Xさんは信頼できるけど、Yさんは信用できない、、、とか社内での印象の話もあります。

どんな査定士が来てくれるかは運次第ですが、こちら側のスタンス(比較して、高値のところに売る)もはっきりと伝えておきましょう。

→在庫状況

ちなみに売れやすい車種やボディの色をしたバイクでも在庫状況によっては値段が付かない場合もあります。

平たく言うと、売れないバイク、売れにくいバイクは損をするだけなので、業者オークションに回されます。

いわゆる売れていないバイクがあれば、その店や業者にとっては希少価値が低い訳ですよ。

そういった要素からも買取価格は違ってきますから、比較をしていくことが大事です。

店や査定士が違えば、査定に対する考えも全然変わります。

特に中古市場は、一点モノ、希少価値が高いって要素で数万円差が出ますからね。

市場普及している玉数は少ない方が高値で買取りされますが、一気に在庫が増えれば価値がすぐに下がります。

もし私たちが1店舗しか査定に出さなければ、損をする可能性も十分にあるんです。

→経営状況

経営状況によっても買取価格は変動します。

たとえば業績が悪ければその分「査定での還元額を減らそう」とか「強化買取車種を増やすために多く還元しよう」などです。

結局業者によっても、そのときどきで判断は違います。

だから私はいつも口を酸っぱくして、比較することの重要性を説いているんです。

ラクをしたい気持ちは分かりますし、今はネットを使えば簡単に情報が手に入る時代です。

でもこれだけ変動する不確定な要素が多いんです。

つまるところ、物理的に比較をしなければ買取価格の高いor安いなんて判断できませんからね?

経営はその企業の生命線ですから、どういったプロセスを経て目標を達成していくかは毎回違います。

私たち売り手が何もせずに、本気で高く買い取ってもらえるなんて思っている人は早く目を覚ました方がいいです。

→今後のイベントを考慮

買取価格は今後のイベント状況を考慮して提示される場合があります。

たとえばボーナス前とか、決算時期の前、既存顧客の乗り換えの時期なんかがそうでね。

買取という行為は、仕入れたものを転売する訳ですから、仕入れたバイクが売れなければお話になりません。

仕入れをする=一時的に企業はマイナス利益を計上する訳ですよ。

これが業者オークションなどに転売するなと、確実に早く売れれば問題ありません。

でも売れ残る場合は、やっぱり業績が良かったり、来年度とか決算時期への種まきをする目的で買取されます。

だんだんと業者オークションに流れるバイクと、店頭販売に流れるバイクに別れる感覚がわかってきましたかね?

とりあえず、高く売るつもりなら、バイクは早く売却するに越したことはありません。

相見積もりさえ、しっかり取っておけば、あなたが損をするリスクはグンと減りますからね!

 

■車体の状態次第で買取価格は変動する

最後に買取価格が変動する3つ目の要素である、バイクの状況によって査定額が変わる理由をお話ししていきます。

そりゃそうですよね。

特にバイクは「型式」「年式」「走行距離」以外にもボディやエンジンなどの状態によっても価値が大きく変わります。

まぁこれは私たちがどうすることもできない要素のお話になりますので、参考程度に見ておいて下さい。

→購入後どれだけ年月が経過したか?

購入してから、どれだけ年月が経過したのかによって買取価格は変わってきます。

当然、時間があまり経過していない方が高く売れます。

特に排気量が小さい順番に、価値の下がるスピードが速くなる傾向があります。

50cc以下の原付

125cc〜51ccの小型二輪

249cc〜126ccの中型バイク

250cc〜400ccの中型バイク

400cc以上の大型バイク

いずれの場合も、なるべく早く売ったほうが高く買取をしてもらえることだけ覚えておけばOKです。

走行距離が多かろうが、少なかろうが、あなたが売ろうとしているバイクの走行距離は戻せませんよね?

でも乗らないでいれば、今以上に走行距離を増やさないようにすることは出来ると思います。

間違ってもメーターの巻き戻しだけはしないようにしましょう。

買取を成立させる際の規約に「メーターの巻き戻しはしていない」ということが書かれていて、後々バレると大きな損害賠償を要求されることもあります。

→キズ/凹み/サビ/色あせはないか?

バイクにキズやコヘみ、サビ、色あせがないかどうかも評価の対象となってきます。

目に見える場所だけでなく、車体の下に潜り込んで覗かないと見えない箇所まで隅々とみられるケースが殆どです。

でも気を付けて欲しいのは、半分くらいの業者はココがダメだ!あそこもダメだ!」と言ってきて、買取価格を引き下げる理由を作ってきます

そんな事を言われたら、事実であろうが事実でなかろうが気分は良くありません。

たとえ同じ値段を提示してきても、愛車を良く言ってくれる業者と悪く言う業者だったら、よく言ってくれる業者に売りたいことないですか?

だから比較をして、まともに自分のバイクの価値を評価してくれる業者と巡り会わなければいけません。

→事故や水没はしていないか?

事故や水没したバイクは、売るときにも適正に申告をしなければいけません。

もし中古車で自分より以前のオーナーが事故をしていた場合や水没させたかどうか分からない場合は、分からない旨を伝えましょう。

ダメなのは事実を偽ることです。

問題なく乗れるバイクであれば、査定額にさほど影響を及ぼさずに買い取ってくれる業者も多いですからね。

でも「事故歴あり」とつけるか「事故歴なし」と付けるかは業者次第です。

しっかりと比較さえしておけば、あーだのこーだの理由を付けて買取価格を引き下げられるリスクも減ります。

→不動車(動かないバイク)ではないか?

不動車(動かないバイク)であっても買取をしてくれるところはあります。

不動車の場合だと、その車種がなにか?・・・という事によっても査定額は大きく変わってきます。

例えば大型バイクやカスタムバイクであれば修理をしたり、リサイクルパーツを抽出して、再販されることだってあります。

逆に原付などの小排気量のバイクであれば、あまり金額面で見期待できないと思いますけどね。

しかし多くの場合は、ワザワザ私たち売り手が修理をしてから、査定に出す必要はないということです。

結局は買い取らせた業者に修理をさせた方が安くつきますからね。

ちなみに出張買取査定であれば、動かないバイクでも問題なく引き取ってもらえますよ!

→交換が必要な部品はないか?

バイクにある一定期間乗っていると、消耗部品を交換しなければいけません。

バイクを買取する際にも、交換しなければいけないパーツがあるかどうかは、査定額にも影響を及ぼします。

ただ交換部品がある場合も、私たちがワザワザ交換してから査定に出す必要はありません。

業者が交換した方が安く済みますからね。

私たちが交換していては、かえって割高になって損をするだけです。

特に車検前のバイクであれば、車検を自分で通す前に売却した方が良いです。

つまるところ、お金がかかるような事であれば、売り前に何もしなくて良いという話です。

→洗車はされているか?

唯一査定に出す前に、私たち売る側が行っておくべきことは洗車をしておくくらいです。

業者によっては洗車をする必要はない・・・と言っているところもありますけどね。

でも、やっぱり綺麗にしておいた方が見栄えもよく、高く買い取ってもらえるケースが多いです。

夜に査定をしてもらう訳でないのなら、しっかりと洗車をした状態で査定に挑みましょう。

特にバイクは外装が命ですから、外装の状態によっては価値が付かないことも珍しくありません。

出来る範囲で構わないので、ピカピカに磨き上げておくと良いですよ。

もし日にちをまたぐ場合は、また洗車をしなくてはいけなくなることもあるので、同日中に複数社から査定を受けると良いんです。

 

参考|事前査定を重宝せよ

ここで冒頭に言っていたことに話を戻しますね。

ここまで説明を見てくれた方は理解できたかもしれませんが、結局は査定をしてみなければ

そのショップ/業者が高く買い取ってくれるかどうかなんて判断できません。

できることなら全部の業者に査定をしてもらって比較すれば、どこの店舗が高いどうか判断できます。

でも、実際には私たちにも時間は限られていますし、何よりも複数の業者から査定を受けるのって大変です。

だから時間効率が良くて、ある程度信頼できる情報を得るために、事前査定をするのがオススメなんです。

時は金なり!!Time is moneyです!!

店名回答方法相場精度所要時間
バイク王電話10分〜20分
バイクランド電話
ウェブ受付→電話回答
1分〜20分
バイクワン電話 or ウェブ回答1分〜20分
バイクBOON電話 or ウェブ回答1分〜20分

バイク王

バイク王は中古バイクの買取査定で欠かすことのできない老舗です。

バイク王には「お試し無料査定」という事前査定サービスがあり

電話で『大まかな買取価格』『買取相場(平均価格)』『買取上限額』を教えてくれます。

事前査定の精度としてはとても安定していますので

事前査定を受ける際には使っておいて損はないです。

2015年まで中古バイクの買取市場を独占していたバイク王では、価値の高いバイクの買取に注力すべく

お試し無料査定で現実的な金額を回答するように努めています。

新型〜旧型、原付〜大型、不動車、事故車、カスタムされたバイクと、全てが査定対象です。

事前査定の回答次第で本査定を申し込むかどうか判断すればOKです。

ウザい営業電話などはありませんので、そういったマナー面では安心です。

バイク王公式サイト

https://www.8190.jp

バイクランド

バイクランドは旧ゲオバイクが改名したショップです。

国内最大級の規模を誇るショップで、全国に500店舗以上の店舗を構えています。

店舗数が多いということは、必然的に店頭販売に回される可能性が上がりますから、価値のあるバイクを売るなら視野に入れておきましょう。

バイクランドは「高排気量のバイク」や「カスタムバイク」の買取に強いです。

とは言いつつも、オールラウンドでどんなバイクも買取対象ですし、査定をしてもらって損はないでしょう。

まずは電話での査定をしてみて、納得できそうなら本査定を依頼するといいですよ。

バイクランド公式サイト

www.bike-kaitori.com

バイクワン

バイクワンは今業界でとても勢いのある買取業者です。

世間に「バイクの高値買取=バイクワン」というイメージを地着させようと

近年中古バイクの買取に励んでいます。

バイクワンの事前査定はウェブでバイクの条件を入力し、そのまま金額を確認することができます。

つまり事前査定を受ける際に、氏名や電話番号をはじめとする個人情報を一切伝えなくてもOKです。

ウェブ完結型の事前査定の中では最も細かい条件を入力できますので

サクッと事前査定をしておき、買取価格に納得できそうなら本査定に申し込みましょう。

バイク王と同様に、どんな状態のバイクでも買取対象です。

バイクワン公式サイト

https://www.bikeone.jp

バイクBOON

バイクBOONは大型、中型、旧車のバイクの買取にとても強い買取業車です。

バイクBOONの事前査定は、ウェブ完結型なので

こちらもネット上だけ(個人情報入力なし)で事前査定を受けれます。

中型、大型、旧車を売ろうとしている人で

各社の事前査定の金額が均衡した際には、視野に入れておくべき業者ですね。

排気量が大きいバイクなど、元値が高い車種においては

存分に価値を付けてくれる傾向が強いので、上手く使い分けましょう。

バイクBOON公式サイト

https://www.kaitori-do.com/

一括査定は使うべきではない

よっぽど価値の高いバイクを売るのではない限り、一括査定を使うことはオススメしていません。

理由は大変なわりに見返りが少ないからです。

申し込んだ途端に、鬼のように電話がなるでしょう。

以前に一度でも使ったことがある人は、絶対に避けたいと思うはずです。

しかし使ったことがない人は、マンマと騙されてしまうでしょう。

ぶっちゃけ一括査定は比較をする上では間違いではありませんが、日にちを跨いだりして相場変動のタイミングに差し掛かることも多いんです。

さらに期限付きの価格交渉をされた場合にも、冷静な判断ができません。

特に良いバイクであれば3社も査定を受ければ、1社くらいは店頭販売に回せる業者に巡り会えます。

つまり、一括査定は過剰な比較をすることになります。

どうしても使いたいなら止めれませんし、あなたのバイクなので好きにすれば良いと思いますけどね。

一括査定をボロクソに書いた記事を紹介しますので、興味がある人は見ておくと良いですよ。

間違っても詐欺サイトに騙されないこと

一応、買取での注意点を説明しておきます。

まずネット上にコロっているバイクの買取価格表をはじめ

ショップとは関係ないサイトが作成した買取価格表は信じたら痛い目にあいます。

奴らは適当な買取価格や、ウソ/デタラメを記載して集客をしているタチの悪いサイトです。

自分にとって都合の良い情報(高値買取)を信じたくなる気持ちも分かりますが

買取価格の妥当性は、あなたが直接専門店へ直接確認するようにしましょう。

下取りをしたら安値で引き取られる

もう1つ注意点があります。

バイクを売るときに下取りは絶対に避けるようにしましょう。

下取り=次のバイクを購入する際に、今乗っているバイクを同じ店舗で売却する行為です。

つまり、1つの店で「買う」と「売る」を一緒に済ませちゃう行為ですね。

下取りには、安く売るための要素がたくさん凝縮されています。

詳細は下記の記事でご確認いただきたいのですが、下取りは需要/ニーズのないお店へ査定してもらうことが大半です。

どうせバイクを売るなら、少しでも高く、損をしないように売りたいものですよね。

いかがでしたか?

買取価格はお店やタイミングによって変動します。

例え過去に高く買い取ってくれた業者が、今回も高く引き取ってくれるという保証はありません。

たくさんのお店へ査定してもらうには、多くの時間や労力が必要となりますから

目安を知るために事前査定サービスを使うべきというお話でした。

スキマ時間を使って、いろいろな店舗へ事前査定をしてもらい

その結果をもとに「売り方」や「お店選び」などを計画していきましょう。

ダメなのは自分のバイクの価値を知らないまま、根拠なく時間や労力を使ったり、安易に売却することです。

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-バイク 下取り, バイク買取

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