ホンダのダンクは2014年にリリースされた原動付自転車です。
発売当初はホンダが12年振りの新開発原付スクーターという事もあり、一時的に爆発的な売り上げも記録しました。
スポーティなボディーフォルムと実用的な機能が満載に詰まったダンクは発売してから4年程しか経過していませんが
既に中古車市場でもトップクラスに玉数が多い部類になっていますね。
今回はそんなホンダのダンクを売る人に向けた記事になります。
ダンクはまだ新型車種として捉えられているので、もし売るつもりなら早い方が高値で引き取ってもらいやすいです。
順番にオススメの買取手順や立ち回りについて話をしていきますので、一緒に確認していきましょう。
気になる買取価格を知るためには?
まず結論を言うと、誰もが気になる買取価格を調べるには直接バイクの買取をしている業者へ確認するようにしましょう。
今一番王道なのはバイク王のやっている「無料査定」のように
電話でバイクの状態を伝えると"買取の上限金額"や"買取予想額"を教えてくれるサービスです。
特に原付は元々の販売価格(定価)が安い為
いろいろなお店へ査定をしてもらって、時間をかけ過ぎると
労力対効果に見合わない結果を招いてしまうので注意です。
つまり、2時間も3時間もかけて実際の査定を受ける前に、あらかじめ大体の金額を把握しておこうよ!って話です。
今はこういったサービスが徐々に普及してきていますし
中古バイクの売買をしている大御所の買取業者だけでも金額を知っておけば「売る」「売らない」を合理的な判断の元に下せるようになりますからね。
情報弱者がやってしまうダメな売り方
別にあなたのバイクなんだから、どのように売ってもらっても一向に構わないのですが
「下取り」と「ネットの情報を鵜呑みにする」ことだけはダメな売り方であると言っておきます。
ちなみにダメと言われると、ツイツイやってしまいたくなる衝動に駆られることを心理学用語で" カリギュラ効果 "と言います。
でも私はそんな学問に反してでも言い続けますね。
下取りはダメです!
ネットの買取価格を信じてもダメです!
もし安く売っても良いと言うのなら、全然あなたの思うがままに行動をしていけば良いでしょう。
むしろ、この記事を読んだ全ての人が、私のオススメする選択肢を選ぶなんてあり得ないわけです。
実はもっと世の中には良い方法が良のかなにはあるかもしれませんもんね。
色々な人がいてバランスが取れているからこそ、街中の中古バイク屋さんや、インターネットでマーケットを開いている人が儲かり経済が安定するんですもんね。
ただ私がこの記事で言いたいのは、売り手の利益を少しでも多く追求する術に集約していきます。
だから買取業者から見れば、嫌な事書いているブログですよ。ホントに。
本来あなた還元される金額を、相手に渡してしまうのか
自分の方に引き寄せるのかは自分の「売り方」と「お店選び」によってわってきます。
合理的な判断ができずに我慢汁を垂れ流している場合ではないんですよ。
参考記事
高く売りたいなら分母を抑えることは必須
そしてもし高く売りたいのなら、分母を抑えることは必須になってきます。
分母を多く抑えるとは、なるべく多くの買取業者へ査定をしてもらう事です。
というのも買取業者は、どこでも例外なく「なるべく安く仕入れたい」「そして高く転売したい」と思っているのが普通です。
もちろん店舗ごとに"どれだけ売り手に還元するか?"という基準は異なってきます。
それでも限度額いっぱいの赤字ギリギリの査定額を、何の理由もなく提示してくるところはありません。
査定をする業者側も査定をする為の人件費だったり、工数(時間)を割いている訳ですからね。
じゃあ、どうしたら、その店舗が目一杯の金額を提示してくれ易くなるのかを説明していきますね。
①ライバル企業の存在
→自分の店だけに査定依頼をされたらヌルい金額を提示してくる可能性がある
→欲しい車種を入手するためには、金額を積むしかない状況に追い込む
②ニーズのあるお店を見つけ出す
→各店舗ごとに"どれだけ欲しいか?"という需要・ニーズの温度差は異なる
→あなたのバイクを欲しいと思う業者を競争させ、比較する事で初めて金額が跳ね上がる
という2点に、話は集約されてきます。
一応補足をさせてもらうと、各ショップごとに営業ノルマを持っていますよね?
そして、その時のノルマの達成状況って日々異なる訳ですよね?
中古バイクの売買するビジネスは「販売価格 - 仕入値 = 粗利」というビジネスモデルなので
全然売れないバイクを仕入れても、その分が期を跨いで売れ残ると、赤字収益を計上しなければいけなくなる訳です。
つまり平たい話が、どこの店も営業成績に悪く影響するような仕入れはしたくないんですよ。
でも、それを私たちが外から見ていて判断なんてできない訳です。
それが分かれば誰も苦労しません。
更に当然各業者ごとに、在庫状況や今後の売行予測(ボーナス月、決算月)も違いますし、地域性、客層などによっても欲しいバイクかどうかは変わってきます。
やっぱり私たちが外野から見ていても、その業者がどう判断するのかなんて全然分からない事です。
もしかしたら、今季は赤字であっても、来年の種まきにむけて、あなたのバイクを高値で買い取ってくれるかもしれないじゃないですか。
つまりは論より証拠!!
今時点で本当に高く買い取ってくれる店を探すためには、分母を抑えていく事でしか分からないんです。
闇雲に行動するのは愚の骨頂
それでも闇雲に行動しろって話ではありません。
そりゃあ、全国全ての業者に査定をして貰えれば、どこが一番高値を提示してくれるのかは見える化できますよね。
しかし、そんな事をしていては日が暮れてしまいますし、労力対効果に見合わないので、私たち売り手側の有力候補となる店を絞っていく必要があるんです。
繰り返しになりますがダンクは原付故に、各社の買取価格が変わっても数万円単位でしか違わないです。
だから2日も3日もかけて査定してもらうと、それに見合った金額のキャッシュバックがあまりきたいできませせん。
これが125cc以上のバイクだとまた話は変わってきますけどね。
だから冒頭でお伝えしたように、事前に大まかな買取価格を教えて貰える「無料査定」を何社へ確認した上で、どこに査定してもらうか決めていくがオススメです。
一括査定をして、ガチで各社の査定を比較したい場合は、あなたが納得した上で売るという意味で賛成しますけどね。
ちなみに、もし私が一括査定を申し込むなら、2〜3社をまとめて同じ時間に同時に査定してもらうように手配しちゃいますけどね。
最後に
いかがでしたか?
ちょっとシビアなことを話してきましたが、一番大切なのは、あなたが納得した売り方をしていく事だと思います。
この記事を少しでも参考にしてもらい、少しでも実りのある売り方をして下さいませ。
下取りとネットの情報を信じるのはダメ!!
以上です(笑)