ハーレーは中古市場のなかでも、特に高値で取引をされている車種の1つです。
通常のバイクは「年式」や「走行距離」に応じて、急激に価値が下がっていきますが、ハーレーは少し特殊です。
もちろん価値自体は少しずつ下がってはいきますが、ある一定のところまで行くと、極端には価値が落ちきらないんですよね。
今回はそんなハーレーの買取について、ポイントをお話ししていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- ハーレーダビッドソンの買取をしてもらいたい
- ハーレーを売るのにオススメのショップは?
- 買取価格が損をしていないか見極めたい
- 査定で失敗しない為に知っておくべき事は?
- ハーレーの買取相場を知りたい
結論|ハーレーの買取は比較することが鉄則
別にハーレーを売るときに限った話ではありませんが、買取査定では各業者を比較することが鉄則です。
これ以上でもこれ以下でもありません。
オススメは1日(同日中)に3社を比較することです。
同日中3社から査定を受ける
●相場変動の影響を受けない
→中古バイクの相場は1ヶ月単位で下がる
→タイミングが悪いと今週と来週で変わる
→早めに売却した方が高く売れる
●期限付きの価格交渉に対応できる
→業者は期限付きの金額を提示してくる事も
→業者の交渉が嘘か本当か分からない
→だから同日中に比較しておき高い店に売る
●価格競争力が増す
→1社だけだとピンハネされることもある
→2社でもドングリの背比べになる事も
→3〜4社で買取競争に発展する
相場変動の影響を受けない
通常、バイクの価値は1ヶ月単位で下がっていきます。
ハーレーの買取相場は、価値が落ちるスピードが他の車種に比べてゆっくりしています。
ある一定のところまで行くと価値の減少がストップするような感じですね。
ただもし高く売るつもりなら、なるべく早く売却した方が高値で売れることに違いありません。
期限付きの価格交渉に対応できる
査定を受けた際に、買取業者から期限付きの査定額を提示されることがあります。
たとえば「〇〇までに売却してくれたら、買取価格■■万円出します!」という具合ですね。
よくあるのは短い期限を区切ってきて、サッサと売らせようとしてくる業者もいるんです。
価格競争力が増す
ちなみに買取価格は比較(相見積もり)することで、はじめて高くなります。
これは絶対条件です。
もしあなたが単独の買取業者に査定を依頼しても、そこまで金額は跳ね上がりません。
でも比較することで、はじめて価格競争に発展します。
高値を提示してきたショップに売却する旨を伝えた状態で査定を受けるのが良いですよ。
極端な話をするなら、同日同時刻に2〜3社業者を呼んで、一斉に査定額を提示させるのが最も効果的です。
少し気不味く思うかもしれませんが、相手もあなたのハーレーを安く買い取ろうとしているので、そこはお互い様です。
オススメの買取業社
ちなみに最も重要なことは「どこに売るか?よりも、どのように売るか?」です。
それはしっかりと比較して、価格競争に発展させることですね。
ただ、そうは言ってもいきなり3社比較するのって迷うと思うので、オススメを紹介しておきます。
別にここに記載するショップを使っても良いですし、あなたが好きなところを3社見つけてきても良いですよ!!
ここで紹介するのは、全国どこへでも訪問可能な出張買取サービスを採用しているショップです。
バイク王
まず真っ先にオススメしたいのは、誰もが知るバイク王です。
バイク王は国内知名度No1で良い噂も悪い噂もあります。
口コミ評判はさておき、今までの傾向からハーレーのような付加価値の高いバイクの買取では、最も高い買取価格を提示したケースも確認出来ているんです。
また電話での事前査定「お試し無料査定」は、バイク現物を見せずに「大まかな買取価格」「買取相場」「買取の上限額」を教えてくれます。
なので1度問い合わせをしてみて、ポテンシャルを感じれば是非とも査定を申し込んでみると良いです。
バイク王公式サイト
バイクランド
次にオススメなのは、国内最大手であるバイクランド(旧ゲオバイク)です。
バイクランドでは大型バイクのバイクの買取に強く、高排気量のバイク買取に力を入れています。
またカスタムバイクやカスタムパーツの買取においても得意分野で、国内のショップの中では最もカスタムパーツの相場をウォッチしているのではないでしょうか。
バイクランドは査定の安定感が抜群ですから、ぜひ視野に入れておくと良いですよ。
バイクランド公式サイト
バイクBOON
そしてもう1つオススメしたいのはバイクBOONです。
バイクBOONはハーレーの買取に最も注力している大型バイクの売買を行っているショップです。
「大型バイク」「輸入車」「旧車」と高排気量のバイクを専門的に取り扱っており、抱えている客層も高排気量のバイクが好きな顧客が中心です。
逆に排気量の少ない、原付や小型二種とかを売るのは絶対にオススメできません。
でもハーレーを売るのであれば、確実に視野に入れておくと良いですよ。
バイクBOON公式サイト
売ったバイクがどこに流れる(行き着く)か知っておく
皆さんは、一般的に売ったバイクがどこに行き着くのかをご存知でしょうか?
大きく分けると3つに分類することができます。
①買取ったお店が直接店頭販売する
②業者間オークションへ出品される
③海外へ輸出される
そしてハーレーの場合は、①の「買取ったお店が直接店頭で販売される」ケースが多いです。
店頭販売は最も買取価格が高いですが、それでも比較をしっかりと行わなければ、安く買い叩かれてしまいます。
査定を受けたときに「店頭販売」か「オークション」かは聞いておくと良いですよ!
ザックリとそれぞれの違いを見ていきましょう。
店頭販売の特徴
店頭販売の特徴
・仲介業社が居ないので還元率が高い
・狙って店頭販売できる業者を探すのは難しい
・良いバイクはどこの業者も店頭販売したがる
あなた→業者が店頭販売→次オーナー
店頭販売はムダな仲介業社が介入しない分、売手へのキャッシュバックが大きくなります。
しかし買取業者の本音は「なるべく安く仕入れて高く転売したい」と思っていますから、比較をしなければ、他社よりもちょっと高値を提示してくるだけです。
大幅に買取価格をアップさせたいなら、しっかりと相見積もりを取って価格競争に発展させましょう。
業者オークションの特徴
業者オークションの特徴
・90%のバイクはオークションへ
・全業者が同じオークション相場を見ている
・買取価格に差は利益を削っているか否か
あなた→業者がオークション転売→別業社が買取→次オーナー
海外への輸出されるバイクの特徴
ちなみにハーレーを売るときに輸出されることはまず無いでしょう。
海外に回されるバイクは日本では価値が付かない車種がほとんどです。
状態にもよりますが、ハーレーの場合は修理や整備をすれば十分に国内での再販が可能です。
輸出って基本的には日本では価値がないバイクをアジア圏とかに販売する感じですからね。
買取での注意点|査定で失敗しないために知っておくべきこと
買取ではたくさんの注意点があります。
それには「買取業社の視点」「売手の視点」両方があります。
それぞれどういった事に注意するべきか、ザックリと把握しておきましょう。
下取りはアホのすること
この記事を見てくれた方は、下取りは絶対に行わないで下さい。
ちなみに「絶対にやったらダメ」というような事を言われると、ツイツイそれを実行したくなる心理現象のことをカリギュラ効果と言います。
健全なる読者様は、天邪鬼になるんじゃなくてホントに下取りは避けましょう。
ちなみに皆さんは「買取り」と「下取り」の違いってご存知ですかね?
下取りとは、次のバイクを購入する際に、今乗っているバイク(今回の場合で言えばハーレー)を同じ店舗に売却することです。
つまり、1つの店舗で「売る」と「買う」を同時に行うことを言います。
つまるところ下取りは、あなたのハーレーが欲しくてほしくて堪らない店が査定をしている訳ではありません。
確かにハーレーは鉄板の売れ筋車種ですが、欲しいという需要の気持ちにも温度差がありますからね!
「あれば困らない」
↓
「できれば欲しい」
↓
「どうしても欲しい」
↓
「絶対に買い取る!」
ちゃんとあなたのハーレーを欲しがっているショップへ売るのが鉄則です。
その明確な指標が高価買取してくれるかどうかですからね?
買取は活動コストも考えて行動する
一般的な買取をしてもらう場合には、査定をしてくれるショップまで行って、バイク現物を見せてから査定を行いますよね?
別に店頭での査定も悪い訳ではありませんが、あまり活動時間や活動労力をかけ過ぎるのはナンセンスです。
店頭買取の場合は「自宅から店までの往復移動時間」「査定までの待ち時間」「査定中の待ち時間」が発生します。
これを時間にしてみると、一般的には2〜3時間かかることが多いです。
これでは1社から査定を受けるだけでも疲れてしまいますし、結構な時間と労力のロスです。
ロスする時間を時給計算してみると結構大きな痛手です。
でも出張買取査定であれば、自宅に査定員が来てくれて、ものの数十分程度で済みます。
もしガッツリ比較を行いたい場合も、1社あたりの査定時間が短縮できれば、限られた時間の中で、より多くのショップに査定をしてもらえますからね。
買取で時間をかけ過ぎるとモチベーションが下がる
買取は最初こそ「高く売るぞー!」「どこのショップが高く買い取ってくれるかな?」と意気込んでいます。
先ほどもお話ししたように、買取で大切なのはお店選びではなく、価格競争に発展させるために比較をすることです。
つまり、ある程度は分母を多く抑えることが大切です。
でも、買取であまり時間をかけ過ぎると、段々とモチベーションが下がってしまいます。
例えば「他の店も大差ないだろう」「もうメンドくさい!早く解放されたいから売ろう」という心境になってきます。
この心理現象は生理的に起こってしまうものですから、仕方ないこととも言えますけどね。
ただ、しっかりと比較しておかないとホントに損をします。
なのでモチベーションが高いうちに、サクサクと沢山のお店へ査定してもらうことをオススメしています。
一括査定は骨折り損のくたびれ儲け
一括査定は骨折り損のくたびれ儲けです。
あなたがどうしても一括査定に申し込みたいなら止めませんが、私は絶対にオススメしません。
その理由は、労力対効果以上のメリットがないからです。
一括査定はサービスによって5社〜10社ほどの買取業者へ一斉査定を依頼するサービスです。
一括査定はメチャクチャ面倒ですし、1度使ったことがある人は、2度と使いたくないと思うでしょう。
複数のショップに査定をしてもらうとなれば、日にちを跨いでしまいますからね。
そのときに十中八九、初回に査定を受けた買取業社が高値を提示してくることがほとんどなんです。
もちろん、やってみなければ分からない面もありますが、時間や労力ばかり費やして、効果が少ないです。
3社査定を受ければ十分です。
買取業社はなるべく安く仕入れて高く転売したい
上でもお話ししましたが、買取業社は「なるべく安く仕入れて高く転売したい」と本音では思っています。
例えオークションには流れず、店頭販売ができる場合でも、何の理由もなく無条件で高く引き取ってはくれません。
だって単純に儲けは多いほうが良いですし、万が一売れ残った際のリスクを軽減できますからね。
だから何度も言うように、私たち売り手は業者が高値を提示せざるをえない理由を作ってあげる必要があるんです。
それが比較/相見積もりを取ることです。
まさか、ちょっと評判や口コミが良いからと言って、その業者が目一杯の金額を提示してくれるなんて思っていませんか?
絶対に何の理由もなく、限界の金額なんて出してくれません。
比較しなければ絶対に、そこそこの見積もりしか出してきません。
査定士は買取のノルマを持っている
ちなみに個人営の店以外は、どこのショップ/業社の査定士も、買取のノルマを持っています。
彼らがどれだけ口では「ノルマなんてない」と言っていても100%ノルマを持っています。
買取のノルマは大きく分けると以下の通りです。
●社内基準より高く買い取れているか?
●買取の成約率(失敗)はどれほどか?
●強化買取車種の買取は出来ているか?
こういった社内での評価を日々受けながら、買取専門の営業マンとして活動しています。
一般的に彼ら査定士がどんな心境(マインド)であるのかをお話ししていきますね。
買取業社は買取査定の依頼を受けた場合、なるべく早く買取を済ませるようにしたいと考えています。
その理由は以下のような事があるからです。
業者が早めに買取たい理由
・お客任せだと中々売ってくれない
・買取りは初回の方が成約率が良い
・比較されるほど、利益が削られる
・他案件の活動時間を減らしたくない
お客(売手)任せだと売ってくれない
バイクの買取に限った話ではありませんが、客任せにしているとモノはなかなか売れません。
特に今回のようなハーレーの買取であれば、どこの店も例外なく買取を希望する人気車種ですからね。
査定士から見れば「ぜひ当店に売ってください」という気持ちで一杯でしょう。
査定士は自分が放っておけば、確実に他社へ取られてしまいますから「他社の買取価格がいくらか?」「どうすれば売ってくれるか?」ということを売手に確認したいんです。
そして「それよりも良い条件を提示できたら売ってくれるんだよね?」という気持ちから、あなたへ積極的にアプローチしてきます。
今は情報こそが全てですからね。情報を制すれば、案件の獲得も行えます。
なので業者はガンガンあなたへコンタクトをしようとしてくるでしょう。
買取りは初回の方が成約率が良い
ちなみに買取りは、なるべく早い段階のほうが成約率が良いんです。
根本的に今のユーザーというのはメンドくさがり屋さんが多いんです。
その結果、業者としても比較/相見積もりをされる余地がなくなりますし、サクサクと商談を進めていけます。
逆に業者はしっかりと比較をしてくる売手を嫌う傾向が強いです。
それは結局、比較をされればボロが出てしまい、今以上の金額を提示しなければ買取を成立できないからですね。
競合他社がいることを伝えると、それだけで無理難題の期限を区切って「今すぐに売るなら〇〇万円を保証します」なんてことを嫌味っぽく言ってくる業者もいますからね。
比較されるほど、利益が削られる
業者は比較されればされるほど、ドンドン利益を削らざるを得ないんです。
それだけピンハネ前提の査定額を提示しているということです。
私たち売手から見れば、業者の利益を削ってキャッシュバックしてくれた方が良いですよね。
彼らが潤うことは、私たちへの還元が少なくなるということですから、そんなものは徹底的に排除したいです。
とりあえず、相見積もりをとって比較することで価格競争に発展しますから、高値で売却したいなら比較をしましょう。
他の案内の活動時間を減らしたくない
買取業社というか査定士は、1日に色々な地域に飛び回って査定を行います。
査定の件数が多い人でも1日に5件程度となっています。
彼らは査定をしている時間以上に、移動時間の方に多くの時間を費やしていることが多いからです。
バイクを売る人は、そんなに運良く近所の人ばかりではありません。
それに売手が指定してくる日時もバラバラですから、行ったり来たりを繰り返しで行っているうちに時間はあっという間に過ぎていきます。
査定士からすれば、 なるべくその日に査定をして、その場で引き取るのが理想です。
別に嫌がらせをする必要なんてありませんけど、「やる気ない(安値を提示してくる)なら、早く消えて」という意味も込めて比較をすることを伝えましょう。
理想は同日同時刻に複数の業者を呼んでオークション形式で査定をさせることです。
もちろん買取業社は快く引くけてくれないところもありますが、ハーレーであれば否が応でも欲しいと思っていますので、きっと面白い事になりますよ☆
最後に
いかがでしたか?
この記事では、ずっと比較することの大切さをお話ししてきました。
ぶっちゃけ、どこの業者に査定を受けるかよりも、どのように売るのかが大切です。
それが比較することで価格競争に発展させるという事なんですけどね。
あなたのハーレーが良い条件で引き取ってもらえれば幸いです。
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