バイク王の買取総合窓口
【著者オススメの査定サービス】
全国対応しているオンライン窓口の「お試し無料査定(電話査定)」がオススメ!
🔖バイク王の無料査定はこちら!
関連記事:バイク王の「お試し無料査定」の使い方
関連記事:バイクのオンライン査定一覧と注意点
バイクを売るときに色々とネットでの情報収集をすると思います。
そんなときに少し気になるのが高価買取を主張する業者の多いことです。
皆さんも下記のようなショップの激しいPRを見ことがあると思います。
ありがちな高価買取の主張
・当店ではお客様のバイクを高価買取します!
・買取価格に絶対の自身!
・地域No.1の買取を目指します!
・ぜひ他者と比べて下さい!
・どこよりも高く買い取ります!
どこも上記のようなアピールをしています。
こういった買取サービスには、どうしても目が向いてしまいますよね。
これはバイクの買取に限った話でもありません。
中古商品の買取をしている業者の大半は、上記のようなPRをしているでしょう。
その宣伝っぷりは、まるでこの世で1番高く引き取ってくれるかのよう物言いです。
それだけ見れば「もうここに売れば安心だな!」なんて思うレベルですよね。
でもここで1つの矛盾が生じます。
一体どこのお店が本当に高いのだろうか………?
このホコタテは、私たちが外から眺めているだけでは絶対に判断できないことです。
今回はそんな「バイクの高価買取アピールに潜む罠」についてお話をしていきます。
こんな方におすすめ
- 高く売りたいなら比較は必須
- 売るバイクか要望別に業者選定する
- 買取業者の高価買取アピール
- ブログやサイトの高価買取アピール
- 買取業者や査定士にはノルマがある
- 高価買取の宣伝詐欺を規制する法律はない
- 一括査定はオススメできない
比較することが1番高価買取への近道
結論をはじめに話しておきますね。
あなたがもし自分のバイクを本当に高く買い取って欲しいのであれば比較することは必須です。
だって高価買取をする……ってお店が本当に高く買い取ってくれるかは、査定に出してみなければ分からないことだからです。
つまり高価買取という言葉は在って無いものです。
たとえ本当は高値を提示できるとしても、何の理由もなく業者は限度一杯の金額を出してはくれないことが普通です。
業者は買取価格を下げれば、自分たちの利益を増やすことができますからね。
どこの業者もビジネスで中古車の売買を行っており、決して彼らは慈善活動団体ではありません。
特に理由もないのに自社の利益を削って、あなたへ還元してくれるほどお人好しではありません。
でも高い金額を提示せざるをえない理由があれば話は別です。
それはポテンシャルの高いお店同士を競争させることです。
比較無くして価格競争には発展しませんし、価格競争無くして業者の目一杯の金額は出てきません。
あなたが行動すべきは、いかに効率よく分母を抑えるかということ。
バイクを高く売るなら、効率よく多くのお店へ査定してもらう(分母を抑える)ことが大切です。
あなたが行動すべきは効率よく分母を抑えること
バイクを高く売るなら、効率よく多くのお店へ査定してもらう(分母を抑える)ことが大切です。
事前査定は済ませましたか?
事前査定はバイク現物を見せなくても、状態を伝えることで大まかな買取価格を教えてもらえる無料サービスです。
いろいろなショップが事前査定を行っていますが、中でもバイク王の『お試し無料査定』は金額の回答が正確なのでオススメです。
前もって色々なお店の相場感を把握しておいたり、上限額を知っていれば、下手な査定額を提示されたときも何と無く売却しなくて済みますからね。
<事前査定を採用している店舗>
本査定を受けるときは、なるべく効率的に多く業者に査定をしてもらいましょう。
オススメは1日かけて3社から査定を受けることです。
なぜ1日3件かというと、バイクの相場も1ヶ月単位で変動(基本的に下がる一方)しているからですね。
日にち(期間)が開くと、相場変動の節目に直面してしまう事もあるんですよ。
だから金額の条件が変わらないタイミングで3社から一斉に見積もりを取るんです。
タイミングが悪ければ、1週間しか経って無いのに金額がガクンッと下がる事もあるんですよね。
詳細が気になる人は下記の参考記事をご覧ください。
査定の時に比較するようにしていますか?
査定を受ける時は、絶対に比較・相見積もりを取るようにしましょう。
買取業者も自分の店だけに査定をしてきているなら、ワザワザ高価買取なんて絶対にしてくれません。
彼らは厳しいノルマを持たされており、毎日社内ではノルマ達成を促すフォローをされています。
たまに売り手のなかには「いい査定士さんに当たった」とか言う人もいます。
でもホントに良い査定士かどうかは、比べてみないとわかりません。
相手を査定のプロだと思っているなら、絶対に損をしますよ?
バイクに全然詳しくない人が査定をしにくる事も普通にあります。
「査定士=詳しい」・・・という立場を利用して、滅茶苦茶な金額を提示してくるこもザラです。
社内で調教された査定士は、私たち売り手から見れば「良い人とはほど遠い存在」です。
極端な言い方をするならば、買取業者は私たちユーザを騙くらかして、ピンハネをしてきていると思った方がいいです。
どこかの誰かが言う「高価買取」を信じているとウラにはまります。
バイクによって査定に出す店を区別する
バイクの買取と一言で言っても、車種や状態によって需要/ニーズは異なります。
1番スタンダードなのは事前査定を受けて、ポテンシャルの高そうなお店へ本査定を申し込むことです。
そして場合によっては排気量ごとによっても視野に入れたほうが良いお店もあるんですよね。
排気量や状態別にオススメ店舗を紹介しますので参考にしてみてください。
参考記事
そもそも高価買取って言葉の定義が曖昧
「高価買取をします」という言葉は、個人ごとやお店ごとによって感覚が違います。
あなたは15万円が高いと考えているかもしれません。
ですが、Aさんは10万円が高いと思うかもしれません。
さらに、Bさんは5万円が高いと考えているかもしれません。
このように「高い」「高価」「高額」というのは、人やお店ごとによっても思い浮かべる大きさが違うんですよね。
例えば「多大なる……」「絶大な………」などのように、いかにも強烈な印象を連想させる言葉があります。
ただ、これも個人の感じ方によって解釈が変わりますよね。
ちょっと転んで膝を擦りむいただけで大袈裟にワンワン泣く人もいれば、殴られてもケロッとしている人だって世の中にはいるんです。
こういった個人の感覚に違いが生じないようにする考え方を要件事実論といいます。
例えば裁判などで慰謝料を請求するときに曖昧な表現をすれば、当事者間の認識にズレが生じます。
誰が見ても同じ解釈ができる表現にしろよ!って話です。
買取の世界はメチャクチャ曖昧な表現が使われているんです。
特定商取引法や古物商許可には「具体的な価格」を問う規制は無い
中古バイクを販売するにあたって、企業では法律遵守や許可証が必要となります。
法律だと『特定商取引法』が適用されます。
許可は『古物商許可証』を持っていないと中古のバイクを買取→販売出来なくなります。
細かい話は置いておいて、このどちらにも具体的に「高価買取」を定義するものはありません。
買取は売り手と買い手、双方の合意があればいくらであろうと成立します。
一応、特定商取引法の中では"著しく不当な価値での取引を禁ずる"……との旨が書かれていますが、著しく・・・と言われても明確な意表にはなりません。
結果的に高価買取って言っても、各ショップごとに高価買取の基準は違うよ!ってことを覚えてくれたら良いです。
いつの時代も情報弱者は食い物にされます。
ちゃんと相見積もりを取るようにしましょう。
一括査定は使うべき?
さて、ここまでの話を聞いていると「一括査定を使えばいいんじゃないの?」「一括査定は使うべき?」という声が聞こえてきそうですね。
たしかに価格競争に発展させるなら、一見一括査定はベストな方法に思えてきます。
しかし、一括査定にはそれなりの落ち度もあるのでワタシはオススメしません。
一括査定は確かに分母を抑えるのにはモッテコイですが、正直メチャクチャ面倒です。
過去に一括査定を買った経験がある人は"もう2度と使うかよ!"と思っている人が大半だと思います。
一応結論を言うと、たいていのバイクは一括査定を使わなくて良いです。
一括査定を行うと5社〜10社に査定を申し込むこととなります。
その労力対効果に見合うだけの金額を提示してもらえれば良いのですが、大体はそこまでしなくても3社を比較していれば大丈夫です。
ちなみに、私の感覚ではなすと一括査定を使っても良いレベルのバイクは下記の通りです。
一括査定を使うべき条件
- 労力対高価以上の還元が期待できる
- 元値が高く高額での売却が期待できる
- 排気量が400cc以上で人気車種だ!
- 各社の買取価格に大きなバラツキがありそうだ
- 欲しい店と欲しくない店の温度差がある
- オークションではなく店頭販売が期待できる
むしろ一括査定は、どんなバイクを売る時でも使わない方が良いと思っています。
それにバイクの一括査定サービスって発展途上なので、質の悪いサービスに申し込むと、情報の伝達が上手くいかないことも。
「申込時に要望を書く備考欄がない」とか「書いたのに、なんで昼間から鬼電かけてくるんだ」という感じにもなります。
なので、もしどうしても使いたい場合は、質の良い業者が集まるサービスを選びましょう。
ちなみに最近バイクや自動車の一括査定に多いのが、下記のような手口での集客です。
・ありえないくらい高値で買い取ってもらったと口コミされている
・リアルな買取相場が〇〇秒で簡単に知ることができる
もしどうしても一括査定を使いたい方は、事前査定を受けてから、ある程度自分のバイクの価値を把握した上で、一括査定を使うべきか判断しましょう。
下取り査定はバイクを安く売ってしまうタブー
ちなみ今回次のバイクを購入しようとしている方に言いたいのが、間違っても下取りだけは止めましょう。
下取りとは次のバイクを購入する際に、今所有しているバイクを一緒に引き取ってもらう行為です。
つまり1つの店で「買う」と「売る」を一緒に済ませてしまうことです。
下取りの何がダメなのかといえば以下の通りです。
ちなみに下取りに限らず1店舗だけに査定してもらうと下記のような問題が発生しやすいんです。
だから比較をするようにお話をしているんですね。
一軒だけに査定を受けるリスク
●そもそも論
・買取価格を比較できない
・ピンハネされても気付けない
・価格競争に発展しない
●下取りの場合
・上の「そもそも論」全てが該当する
・次のバイクを購入する目的で店を選んでる
・需要のないお店へ査定依頼している可能性がある
1店舗だけへの査定依頼は、下取りを始めこういったリスクがあるんです。
だから比較をするべきだし、なるべくポテンシャルの高そうな店見つけることが必要なんです。
ネットの情報は絵に描いた餅
最近ではネットで査定表/買取価格表を検索する人も多いと思いますが、そこで公開されている情報を鵜呑みにしてはいけません。
もちろん高値の情報が掲載されていれば、誰でもその情報を信じたくなる気持ちは分かります。
ただそういった詐欺サイトは「ウソ/デタラメ」「一昔前の情報」「選りすぐりの良い事例」を掲載しています。
そして多くは一括査定に誘導していることが多いんですよね。
前述したように一括査定はメチャクチャ大変です。
そんな大変な思いをするのに質の低いサービスへ申し込めば、時間や労力だけがかかって、あまり価格競争に発展しなくないんです。
なのでもし一括査定を使いたい人は、ある程度自分のバイクの価値を把握した上で、労力対効果に見合うか?を考えてから使うか判断しましょう。
それからでも遅くはありません。
まぁ何言っても聞く耳持たないリテラシーの低いもいるので、最終的にはお好きにしてくださいな。
最後に
いかがでしたか?
今回はバイクの高価買取に潜む罠について、お話をさせて頂きました。
そもそも買取価格ってのは比べてみなければ本当に妥当なのかすら判断できません。
各社の高価買取アピールは矛盾に満ち溢れています。
世の中はスマホの普及によって、より情報化社会になってきました。
しかし適当に作り上げられた口コミや評判をはじめとする宣伝媒体も多くなっています。
本当にあなたにとって高額な金額を提示してくれるのかは比べて判断していきましょう。
情報弱者がいるからこそ企業が利益を伸ばしていける訳です。
私たち売り手からすれば、本来貰えるはずの金額をくれてやって良い客になる必要なんかありません。
相手は善意ではなくビジネスをしている訳ですから、こちら側もそれ相応に応えていきましょう。
比較をすることではじめて、高価買取をしてもらえますよ。
業者が「当店では高価買取します」というアピールをしていても、誰が信じるか!バーーーーーカ!!
ってくらいの心意気じゃないと損をします。
あなたのバイクが、少しでも高価買取をしてもらえれば幸いです。