アドレスV50は1990年にリリースされて以来、今も原稿で生産販売されている歴史の長い原付です。
1987年にアドレス50が販売されて、そこからフルモデルチェンジをされてV50が誕生しました。
一時は生産終了しましたが、2006年3月にフルモデルチェンジの末、今のアドレスV50が復活しました。
今回はそんなアドレスV50の買取価格の正しい確認方法についてお話をしていきます。
今はスマホの普及にともない誰でも簡単にインターネットで情報を調べることが出来るようになりました。
でも、その中には間違った情報も多く転がっており
何が本当に正しい情報なのか分かりにくい時代になってとも言えます。
では、さっそく正しい買取価格の確認の仕方について見ていきましょう。
買取価格の確認は専門サービスを使う
買取価格を確認したい場合は、通常実際に査定を受けなければ分かりません。
しかし、今は事前査定サービスという前もって大まかな買取価格を教えてくれるサービスがあります。
この事前査定を活用して、事前に買取価格を把握すると良いですよ。
下記4社は全国どこへでも買取可能な出張買取を採用しており、且つ事前査定を行っている業者です。
サービスの利用は完全無料ですし、ウザい営業電話やサービスへの勧誘もない為、使っておくと良いです。
事前査定の方法は「電話」と「ウェブ確認」の二種類があります。
各社相場の回答方法や、金額の精度も異なりますが、全店舗で事前査定を受けるのが良いです。
何故なら、店舗ごとに買取価格はバラツキがあるからですね。
アドレスV50をはじめとした原付は元値が安い為、複数店舗へ本査定を受けると労力対効果的には損をします。
例えば買取相場が3万円とか5万円だとして、店舗による査定額の差が数千円〜1万円くらいだとします。
数千円〜1万円程度高く買い取ってもらう為に、一括査定のような5〜10社の本査定を受けると
日数的には3日くらいはかかるので、活動する時間や労力の方が大きくなってしまいます。
これなら1日仕事をした方が遥かに効率的じゃないですかね?
でも無駄に安く売ったり、損をするのは嫌ですよね。
誰だってなるべく高く買い取って欲しいですよね。
だから、あらかじめ相場感やどこの店舗が少しでも高値で引き取ってくれそうかを事前査定で確認するんです。
バイク王
相場精度:★★★★★
所要時間:10分〜20分
バイク王は業界内でも有名な超名門店です。
バイク王の事前査定「お試し無料査定」は電話での回答となる為、バイクの細かい状態を伝えることが可能です。
その為、業界内でもピカイチの精度と定評があります。
通常は事前査定を受けると相場感(いくら〜いくら)のみの回答が殆どです。
しかしバイク王では「買取の上限価格」「大まかな買取相場」を教えてくれるのでとても参考になります。
新型〜旧型車種、カスタム、不動車など、どのような状態のバイクでも買取対象となっています。
とりあえず真っ先に使っておくべきサービスです。
バイク王公式サイト
バイクランド
相場精度:★★★★☆
所要時間:1分〜20分
バイクランドは業界No2の店舗です。
事前査定は「電話」と「ウェブ」両方を採用しています。
当然電話を使った方がバイクに詳細条件を伝えられる為、相場の回答精度も高くなります。
特にアドレスV50をはじめ玉数の多い原付は、価値の付き方が違うため、しっかりと確認しましょう。
購入したばかりのバイクでもない限り
原付が優秀な店舗同士を比較した場合は原付の多くは数千円〜数万円くらいの差が普通です。
事前査定をしてなくて、損をするなんて勿体無いようなことは無いようにしましょう。
バイクランド公式サイト
バイクワン
相場精度:★★★☆☆
所要時間:1分〜3分
バイクワンは今業界でとても勢いのある業者です。
事前査定は「ウェブ」による確認となっていますので、バイク王やバイクランドほど正確な相場確認は行えません。
ただし、各社の買取価格にバラツキが少ない場合や、どこに売っても金額的に差が少ないと場合は
バイクワンを視野に入れておくと良いです。
現在のバイクワンは「バイクを売るならバイクワンへ」というイメージを定着させるべく
精力的の買取を行っております。
つまり自社のブランディング・売名を行うため、ちょっと高めの査定額を出している印象です。
もちろん買取価格の「高い」「安い」は、実際に査定を受けて判断して欲しいのですが
新型〜旧型、カスタム、不動車など幅広く買取対象です。
バイクワン公式サイト
バイクボーイ
相場精度:★★★☆☆
所要時間:1分〜3分
バイクボーイも業界内では積極的に色々なところに広告を出している有名店舗です。
バイクボーイの事前査定は「ウェブ」での回答になっています。
ウェブ回答は、あくまでも目安としての回答になりますが、強化買取をしている場合などもあるので
しっかりと行っておいて下さい。
特に時間も手間もかからなくて済むのが、ウェブ方式の利点ですからね。
こういった地道な積み重ねをこなして置くことが損をしないためには必要不可欠です。
バイクボーイ公式サイト
原付を売るときのバランスが重要
アドレスV50をはじめ、原付を売るときって、元値が安い分、バランス感覚が重要になります。
上でも説明した通り、複数店舗に査定依頼をかけると労力対効果的には損をします。
かといって、実査定を1店舗だけに査定をしてもらう場合には、下記のリスクがある訳ですよ。
査定で比較をしない時のリスク
・査定結果の妥当性が判断できない
・高いか安いか分からない
・負け見積りを提示されているかも?
・価格競争に発展しない
・ピンハネされる可能性がある
まず第一に、その店の提示価格が「高いのか?」「安いのか?」を判断できません。
1店舗だけに査定を受ける際には、その提示された金額の妥当性が判断できない訳ですよ。
買取業者によって、タイミングによっては買取をしたくない場合だってあります。
例えば売れないバイクや、在庫が余っているバイク、営業ノルマ的に苦しいときなど、その要因は様々です。
そして1店舗だけに査定してもらうと、ワザワザ高い金額を提示してくれないケースが殆どです。
業者にも以下のような心理が働くからです。
●うちだけに査定を依頼しているっぽいぞ?
●ワザワザ限界いっぱいの金額を提示しなくても買い取れると思う
つまり、あなたの仕草を見ながら、マックスの買取価格を出す必要があるかを判断したりもします。
何も言わないよりはハッタリをかませば良いと思いますが
やっぱりちゃんと事前査定をした方が適切な判断もできますし、価格交渉なども行えます。
下取りはダメな要素が満載
最後にアドレスV50を売るときに下取りをお勧めしない理由をお話ししておきます。
ところで皆さんは「下取り」と「買取り」の違いって知っていますかね?
別に大した話でもありませんし、言葉の区別を出来ていなくても、大きく支障はありませんが、まずは説明だけしますね。
「下取り」・・・次のバイクを購入するタイミングで、今所有しているバイクを同じ店舗へ売却すること
「買取り」・・・今回の場合で言えば、アドレスV50を売ることに特化したお店選び/売り方をすること
まずは言葉の定義上ではこういった意味があることを覚えておきましょう。
で、大切なのは「下取りは安く売る典型例である」という事と
「買取をしているつもりでも下取りのダメな要素をしていることがある」という2点です。
下取りの何がダメか?
●1店舗だけに査定依頼をしている
→ピンハネされる可能性が高い
→負け見積りを提示されても気付けない
→高いか安いか判断できない
→ライバル企業がいないので価格競争に発展しない
●"次のバイクを購入すること"を重視してお店選びをしている
→需要/ニーズのない店へ売却している可能性が極めて高い
→豚に真珠/猫に小判状態
→「買う」と「売る」をゴチャ混ぜの見積りを提示され金額の妥当性が分からない
こんな感じの要素が下取りのダメなポイントです。
実はこの内容は上でも説明していますが
買取をしていても、こういったダメな要素を含むことってあるんです。
だからこそ、事前査定を行い、ざっくりとした相場感を把握しておくことが大切です。
そして、何社までだったら査定を受けても労力対効果的には損をしないのかを把握しておきましょう。
あなたのアドレスV50が少しでも良い条件で引き取ってもらえれば幸いです。
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